SUVACO(東京都港区)と扶桑社(東京都港区)が運営するリノベーション専門情報サイト「リノベりす」は、「人気リノベーション事例ランキング2020」を発表した。2020年に同サイトに公開されたリノベーション事例の中から、閲覧・反響数などをもとに上位10位をランキングしたもの。
コロナ禍により、多くの人が「おうち時間」の過ごし方、住まいのあり方を見つめ直す年となったことから、在宅ワークに適応できるよう工夫された事例が注目を集めた。今年のキーワードとして「ゆるやかにつながる個の空間」が挙げられている。
1位はハンズデザイン一級建築士事務所(千葉県船橋市)の「廊下を取り込み2方からつながる大空間へ。和室3部屋の間取りが大変身したマンションリノベ」が獲得。居室となるLDKを大きく取りながら、直接出入りできるよう個室が配置されている。移動のための廊下を排除した、ゆるやかにつながる空間が特徴。必要に応じて家族それぞれが「個」で過ごせる住まいが、改めて見直されているという。
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