コミュニティービルダー協会(千葉県市原市)は、住宅購入予定者100人を対象に「コロナ禍での住宅に対しての意識変化、工務店に依頼する場合に重視する点、情報収集の方法」などについて調査を実施し、その結果を発表した。
新型コロナでマイホーム計画に影響が出たか聞いたところ、「様子を見ているところ」が64%と最も多く、次いで「延期になった」が9%と、新型コロナの影響でマイホーム計画を延期・様子見している人が7割強となった。
打ち合わせや商談の方法としては、「対面」を希望する人が約6割、「オンライン」を希望する人が約4割だった。
住宅会社の情報を得るために活用している媒体は「インターネット」が90%以上となった。インターネットでどのようにして住宅会社を探しているか聞いたところ、「住宅ポータルサイト」(51%)との回答が最多。次いで「Google検索」(31%)、「Instagram」(9%)となった。
住宅会社のホームページではどのようなコンテンツを見るか聞いたところ、「施工例」が43%、「構造や断熱性能など」が32%、「会社のこだわり・考え方」が21%となった。ホームページの更新が半年以上されていない会社については、97%が「不安に思う」と回答した。SNSを利用しない会社については、「不安に思う」が54%、「不安を感じない」が46%となった。
検討予定の住宅会社については、75%が「大手ハウスメーカーと地域ビルダー(工務店)両方を比較する」と回答。「大手ハウスメーカーのみで比較する」が19%、「地域ビルダーのみで比較する」が2%となった。地域ビルダーの心配な点としては「アフターサービス」(37%)との回答が最も多く、「会社の規模・存続性」(32%)、「デザインやセンス」(20%)と続いた。
住宅会社で重視する点は、「施工例やデザイン」が38%、「構造・工法・断熱性能などハード面」が37%となった。
調査期間は12月1日~11日。調査対象は20代~60代の男女100人。
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