古き佳き日本建築と現代の暮らしを融合させた和モダン住宅をシリーズで紹介する。
今回のテーマは、「建築家が考える和との融合」。
日本の伝統的な素材を生かしながら、住まいと庭の一体化や開口部(窓)を大切にしている建築家・横内敏人さんによる「八王子の家」を紹介します。
道路からの軒高を抑える。
八王子市の郊外に建つ夫婦二人のための住宅である。
これから夫婦が年齢を重ね、年老いたときでも飽きがこずに住める家をつくることが一番の課題だった。
建主からは一般的な住宅の機能の他に、母親との宿泊と仏壇を置くために和室をつくってほしいという要望があり、ピアノの練習のための音楽室も希望された。
まず、配置計画と屋根のかたちをどうするかを検討した。
敷地に対して、どういうボリュームでどのように美しく屋根をかけるか。
それらがうまくいかないと・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 12月20日号』に掲載しています
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