片柳学園(東京都大田区)はこのほど、長野県と学生の「UIJターン」就職促進に関する協定を締結したと発表した。
これにより、同学園が設置する東京工科大学、日本工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校、日本工学院北海道専門学校に在籍する学生に対し、長野県内企業の情報提供や就職ガイダンスの開催、インターンシップの参加支援などを、両者が連携して実施。同県出身者をはじめとする学生の長野県内へのUIJターン就職の促進を図る。同学園と地方自治体との就職連携協定は、宮城県、秋田県、青森県、福島県、宮崎県に続き6例目となる。
長野県出身者は、2020年4月入学実績において、東京工科大学で約50人、日本工学院専門学校および日本工学院八王子専門学校の両校で約180人となり、在籍学生は大学・専門学校合わせて約520人となる。
「UIJターン」は大都市圏の居住者が地方に移住する総称。Uターンは出身地に戻ること、Iターンは出身地以外の地方へ移住すること、Jターンは出身地の近くの地方都市に移住することを指す。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。