システック環境研究所(東京都杉並区)は、エアコン1台で全館空調を可能にする空調システム「コンフォート24」の抗菌・抗ウイルス機能と加湿・空気清浄機能を強化し、「コンフォート24+ ウイルス抑制モデル」として発売する。すでに「コンフォート24」を導入済みの住宅にもこのウイルス抑制機能を付け足すことができるという。
「コンフォート24」は、エアコンとファンをセットにした空調ユニット。新モデルは、日本住環境(東京都台東区)、倉敷繊維加工(大阪市)、シロカ(東京都千代田区)の協力を得て開発した。
日本住環境の第三種換気「ルフロ400」が、きれいな外気を空調ユニットに直接取り込んでホコリ・ウイルスを除去した後、各室に送風。そして、倉敷繊維加工の「抗菌・抗ウイルスフィルター」が、外気と室内を巡って帰ってきた空気をろ過して、ウイルスを不活性化する。さらに、空気中の汚染物質を水で除去すると同時に加湿を行う「エアワッシャー」のはたらきをする空気清浄器をユニット内に設置。きれいな空気と湿気を室内に送り出す。
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