さらにホームページのリニューアルは営業企画室の存在意義を社内に認識してもらえるきっかけにもなった。
「社内の意思疎通ができるようになると、やることが変わってくる。自分たちがやろうとしていたことを他の人が手伝ってくれる。新商品開発やイベント企画をきっかにして社内が一体化して、魅力的な企画がどんどんテンポよくできるようになった(佐々木さん)とその変化を実感する。
イベントの企画も
その後も営業企画室では、オーナー(OB)を中心に見込み顧客・一般顧客も招くイベントとして「感謝の集い」「納涼祭」「C級グルメ大会」、近隣地主の協力による「田植え・収穫祭」、社員自ら講師になって行う「住宅ギモンスッキリセミナー」など、顧客満足をベースとするイベントを実施していく。
現在は、同社がイベントにかける予算は年間3000万円〜4000万円にのぼるという。
人気があったものを恒例化することで集客効率も高まっている。集客した見込み客がイベントを通じて担当社員の人柄に触れ、それ
をきっかけに受注が決まることも多い。
また「オーナー(OB)と見込み顧客がイベントを通じて交流することで、オーナーが住まいに感じている満足度を、自然な形で見込み顧客にも伝えたい」という思いもある。
「イベントでの紹介までは求めない。いいクチコミを増えればいい」(大森社長)と言うが、着々と成果をあげている。(後略)
※全文は「新建ハウジングプラスワン」2012年2月号でお読み頂けます。試読サービスもご活用下さい
Pages: 1 2
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。