全日本災害住宅レジリエンス協会(JRD、東京都中央区)は、防災の日である9月1日に事業を開始。全国の優良な建設事業者とのプラットホームを構築し、ガバナンスの有効活用を実現する。
同協会は、近年増加する自然災害に対し、被災住宅の応急処置対応や損害範囲の調査をはじめ、迅速かつ適確な住宅の機能復旧工事を実施することで、被災者の生活をいち早くもとに戻せるよう活動する全国組織。住宅復旧工事の支援や二次被害対策、減災用建材製品の技術開発や研究、減災リフォームの啓蒙など、さまざまな事業を展開していく。
同協会は、災害時の罹災者救済と事業者支援のため、全国の建設業界従事者が協力対処できる方法はないかという思いから設立。広域災害における復旧工事対応力の向上や悪質工事業者の排除など、新たなリスク対策・地域防災力の強化を図るとしている。
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