新建ハウジングが運営する工務店向けオンライスクールサイト「チカラボ」から、工務店の経営者や実務者に役立つ記事をお届けします。
今回は、佐藤実さんの「チカラボ版『伝え方&聞き方』講座」ルームからの記事です。
佐藤 実
構造塾 塾長、一級建築士、構造設計一級建築士、東京大学大学院修士課程修了。木造住宅専門の構造設計・構造計算、構造計算育成コンサルティングなどを行っています。構造を基礎から学ぶ「構造塾」も主宰しており、現在構造塾塾生は全国に1500社、2000人。「日本中の木造住宅が地震で倒壊しない」ことを基本理念に構造計算の必要性を伝えています。
M’s構造設計、構造塾の佐藤実です。チカラボ版「伝え方&聞き方」講座の第8回です。
今回説明するのは「伝え方」にとっても重要な要素である「キャラクター設定」です。
こちらもブランディング同様、しっかり取り組んでいく必要があります。
キャラクター設定で印象がつく
伝えるときに自分自身のキャラクターを設定するのも面白いかもしれません。キャラクター設定することで相手に印象付けできます。
素の自分がある程度印象的であったり、インパクトがあればいいのですが、今ひとつ印象が薄い、インパクトが弱いようであれば、キャラクターを設定して演じてみるのもありです。
面白いキャラ、天然キャラ、辛口キャラなどなど……
テレビのタレントを見ているとイメージしやすいと思います。天然キャラ、辛口キャラ、思い当たる人がいますよね。
あのタレントたちは自分自身を印象付けるためにキャラクター設定しているのかもしれません。それが、ブランディングにも繋がります!
しかし、第一印象が悪いキャラクター設定はやめましょう、当たり前ですが・・
それと、自分自身が演じていて辛いキャラクター設定もやめましょう、長続きしません。無理にない範囲で、基本は軽めに。
このキャラクター設定は、場面ごとに変えても良いと思います。
会社では厳しい上司キャラ、友達の前では面白いキャラ、家族の前では素のやさしい自分などなど。
あくまでもキャラクター設定は自分自身を印象付けるための「手段」です。自分の伝えたいことが今一つ伝わらない、印象が薄いなど、キャラクター設定した方が有利だと思ったらやってみてください。
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