ベターリビング(東京都千代田区)は、優良住宅部品認定基準(BL認定基準)の5品目の改正を行い、12月1日付で公表・施行した。今回改正したのは「衝撃緩和型畳」「サッシ」「改修用サッシ」「冷・暖房システム/天井暖房ユニット」「エレベーター(マシンルームレス型エレベーター)」の5品目。
「衝撃緩和型畳」では、畳表にいぐさ以外の材料を用いた建材畳表について、認定基準ではいぐさと同等以上の品質を有することの確認方法が明確になっていなかったことから、「建材畳表の品質基準」を認定基準の別添として追加する改正を行った。
「サッシ」では、近年の集合住宅における開口部が大きくなっていることから、認定範囲としている寸法を試験で性能確認したものに限り拡大する改正を行うともに、構成部品の見直しを行った。また「改修用サッシ」についても併せて構成部品の見直しを行った。
「暖・冷房システム/天井暖房ユニット」においては、「住宅の居室」に限定していた適用範囲を「住宅、運動施設、医療施設、介護施設」に拡大する改正を行った。
「エレベーター(マシンルームレス型エレベーター)」においては、参考仕様書の内容を認定基準に引用する改正を行い、例示仕様としていた参考仕様書を廃止した。また、用語を最新の関連法規などに合わせて修正した。
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