解体・外構工事の一括見積もりWebサービス「くらそうね」を運営するクラッソーネ(名古屋市中村区)は12月8日、戸建て住宅の利活用に関する相談先や活用事例が一覧でわかる「空き家活用マップ」を発表した。空き家所有者だけでなく、高齢者だけで住んでいる住宅など「空き家予備群」の所有者やその親族などを対象に、空き家問題の原因である「どう対応したらよいかわからない」という課題の解決を支援するもの。
同マップでは、縦軸で「建物を利活用する(建物を活かす)」場合と、「建物を解体して土地を利活用する(建物を解体する)」場合の2つに分け、流通性が高い場合の「売る」・「貸す」、流通性が低い場合の「売る・貸す・無償譲渡」という3つの手段を横軸で分類。さらに、戸建て住宅の利活用に関する相談先や活用事例を11のカテゴリに分け、主なサービスをマッピングした。
また、空き家所有者や空き家予備群の所有者が空き家活用を検討する手順についても、「空き家活用検討のステップ」として整理。(1)自分が空き家所有者、もしくは空き家予備群の所有者かどうかを確認、(2)不動産の情報を整理、(3)不動産の流通性を調べる、(4)空き家活用のための選択肢と相談先を検討、の4ステップを提案している。
「空き家活用マップ」のダウンロードはこちら。
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