三井ホーム(東京都新宿区)は、国土交通省の今年度のサステナブル建築物等先導事業(木造先導型)の採択を受けた、ツーバイフォー工法で東京都稲城市に新築する5階建て(1階はRC造)51戸のマンションの工事に着手した。仮称・稲城プロジェクトとして進めるもので、完成予定は来年11月。同社は、壁倍率30倍相当の高強度耐力壁や高性能遮音のシステム採用などにより木造の中層建築物が抱える課題の克服につなげ、木造の中層マンションを普及させたい考えだ。
北米ではツーバイフォー建築による大規模な中層の集合住宅が数多く建設されている。アメリカ西部地区では集合住宅の4分の3が木造を採用しているほか、カナダでは、ブリティッシュコロンビア州で制定された「ウッド・ファースト法」の施行をきっかけに、ツーバイフォー建築によるコンドミニアムの高層化が進んでいるという。
三井ホームグループも・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 11月30日号』に掲載しています
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