シャープ(大阪府堺市)は12月7日、大容量9.5kWhの住宅用クラウド蓄電池システム「JH-WBPD9360」を発売すると発表した。
蓄電池本体には底面ネジ穴レス設計を採用し、地上高500mmまでの水位に対して水が侵入しにくい構造を実現。本体内部への水の侵入による故障リスクを低減する。
マルチエネルギーモニタは、太陽光発電システムの発電量や消費電力を確認できるほか、自家消費率を表示する機能や、停電時に継続して電気を使用できる“めやす時間”を表示する機能を新たに搭載。蓄電池残量を活用する際の目安にできるという。
発売日は、マルチエネルギーモニタは2020年12月10日で、9.5kWhリチウムイオン蓄電池、蓄電池連携型パワーコンディショナ、蓄電池用コンバータは2021年1月20日。希望小売価格は374万円(税込)。月産台数は1000台。
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