ルームクリップ(東京都渋谷区)はこのほど、同社が運営する住まいと暮らしの実例写真共有サービス「RoomClip」内に投稿されている400万枚以上の実例写真と、付与されたタグ、いいね、コメントなどのデータを分析し、2020年の「暮らしとインテリア」注目キーワードやベストプロダクトを選出する「RoomClip Award 2020」の結果を発表した。
今年注目された暮らしとインテリアのキーワード第1位は「おうち◯◯」だった。自宅での時間が長くなったことを反映し、「おうちカフェ」や「おうちキャンプ」、「おうち夏祭り」など、これまで外出先で楽しんでいたことを自宅で楽しむ様子が多く投稿され盛り上がった。
第2位には、自宅で仕事をする働き方が急増したことから「在宅勤務・テレワーク」が選出された。快適なワークスペースのためのDIYなど、数多くのアイデアが投稿・共有され、さまざまなかたちのテレワークスペースが生み出された。また、暮らしに仕事が入り込むことで「おうちの中でのON」状態が誕生し、後述する「おうちをもっとくつろげる空間に」という動きのきっかけにもなった。
第3位は、インテリアスタイルの「ホテルライク」だった。在宅勤務・テレワークにより、家は休む場所、という前提が揺らぐ中、くつろぎと癒やしに特化したインテリアによって「おうちの中でのOFF」をつくる方法が浸透してきているという。寝室や洗面所といったプライベート空間を中心に、洗練されたリラックス感あふれる投稿が目立ち、これからの新しい暮らしの定番となるのか注目されている。
また、2020年の暮らしを支えた「ベストプロダクト」には、リンナイのガス衣類乾燥機「乾太くん」など21アイテムが選ばれた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。