環境省は1月31日、建設業など業種別に策定した「エコアクション」(環境問題に配慮した行動)のガイドラインを公表した。
建設業者向けガイドラインは、主に、土木工事業・建設工事業など工事の完成を請け負う事業者が対象。エコアクションの基本的な取り組みに加え、生コンクリート、木材、土砂などの資源使用量の把握、事務所だけでなく建設現場での環境への取り組みを要求している。
環境省は、中小事業者など幅広い事業者が簡易に取り組める具体的なエコアクションを提供する目的で、「エコアクション21ガイドライン」として策定を進めている。2011年6月に策定された2009年版(改訂版)では、特定の業種向けガイドラインの策定を規定している。今回の業種別の策定は、その規定に基づいたもの。
今回、公表されたのは、建設業者向けのほか、産業廃棄物処理業者向け、食品関連事業者向け、大学等高等教育機関向けの4業種。別の業種についても準備が整いしだい公表する。
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