発泡スチロール協会(東京都千代田区)は、外装材に木板、付加断熱にEPS断熱材を用いた仕様が、防火構造30分の国土交通大臣認定を取得したと発表した。
本仕様は、北海道立総合研究機構建築研究本部・北方建築総合研究所(北総研、旭川市)が「北総研防火木外壁(PS仕様)」として開発し、同協会が技術移転を受けたもの。これにより多様な木外装のデザインが可能となり、建築物への木材の利用を促進。森林資源の循環および地域産業の振興に貢献できるとしている。
<認定概要>
EPS付加断熱【外張り充填併用断熱】(防火構造30分)
EPS(ビーズ法ポリエチレンフォーム):密度25~36kg/m3
外壁構成図