建設現場で働く人を支えるアプリ「助太刀」を運営する助太刀(東京都渋谷区)は12月1日、高校生向け人材サービス「ジョブドラフト」を運営するジンジブ(東京都港区)との協業を開始すると発表した。
これにより、助太刀アプリを利用する事業者は、高校新卒の求人サイト「ジョブドラフトNavi」への掲載依頼をアプリから簡単に行えるようになる。また、ジョブドラフトを利用する建設事業者は、助太刀アプリの法人プラン及び建設業特化の求人サービス「助太刀社員」を特別価格で利用できるようになる。
助太刀はこれまで、建設業界の人手不足を解消するためのマッチングサービスなどを展開し、職人と工事会社の出会いをサポートしてきたが、近年はユーザーの工事会社から「安定した働き手の確保のために、未経験でも良いから若手の人材を採用したい」という要望を受けるように。またジンジブは、ジョブドラフトNaviにおいて建設系の掲載求人数が全体の25%ほどとなるなど、建設業への若手採用を推進してきた。
そこで両社は、助太刀ユーザーとジョブドラフトを利用する高校生に新たな出会いの場を提供することで、建設業界の若年入職率の改善に貢献すると考え協業に至った。今後はお互いのリソースをかけ合わせ、建設業の若手採用、高校生の就職支援につながる新たな施策を展開していく予定。
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