札幌駅近にサービス付き高齢者向け複合住宅を建設

　北海道旅客鉄道（北海道札幌市）が土地・建物を保有し、ミサワホームグループのミサワホーム北海道（同）とマザアス（東京都新宿区）が運営するサービス付き高齢者向け賃貸住宅「ＢＬＡＮ ＪＲ（ブランジェイアール）札幌」が完成した。

　今回完成したのは、国土交通省の２００９年度第１回高齢者居住安定化モデル事業に採択された物件。上層階の５～１０階は自立高齢者向け（６０戸）、下層階の２～４階は要介護高齢者向け（５４戸）、１階は薬局と介護サービスの事業所、と複合型の住宅となっている。

　多雪地域という特性上、元気なうちから利便性が高いエリアに住み替える必要があるという想定のもと、ＪＲ札幌駅から徒歩７分、ＪＲ札幌病院に隣接する好立地に建設した。入居開始は３月１日（要介護向けは４月１日）から。月額費用は自立型の場合、１１万６５００円～１５万５５００円（賃料、管理費、上下水道代含む）。