工機ホールディングス(東京都港区)は11月30日、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、コードレスロータリハンマドリル「DH 18DPA」(18V品。以下18DPA)、「DH 12DD」(10.8V品。以下12DD)を発売した。
小型・軽量化と重心バランスを重視した同製品の本体重量は、18DPAは2.3kg、12DDは1.9kg。取り回しに優れ、上向き・横向き作業を楽に行うことができる。
使用頻度の高い小径サイズの穴あけスピードは、18DPAが従来製品「DH 18DSL」と比べて約23%向上。また、衝撃・振動を吸収する防振ゴムによって18DPAで約18%の低振動を実現し、作業者の負担を軽減する。
1回の充電によるコンクリート穴あけ(深さ30mm)は、18DPAが錐径3.5mmで約305個、錐径10.5mmで約130個、12DDが錐径3.5mmで約130個、錐径10.5mmで約55個。
そのほか、ねらった場所を見やすくするLEDライトや、作業内容に合わせて回転数・打撃数を落とせる回転数2段切り替え、連続した穴あけをサポートするオートストップ機能、急激な負荷で工具本体が振られないよう対応するリアクティブフォースコントロール機能などを搭載している。
希望小売価格は、マルチボルト蓄電池・急速充電器付き「DH 18DPA(2XP)」が7万3900円、蓄電池・充電器別売り「DH 18DPA(NNK)」が3万1300円。リチウムイオン電池・急速充電器付き「DH 12DD(2LSK)」が4万5500円、蓄電池・充電器別売り「DH 12DD(NNK)」が2万8200円。いずれも税別。
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