※新建ハウジング紙面から
今回は山梨県富士吉田市の梶原建築を紹介する。代表代理の梶原高一さんは40歳。事業承継を行い、2021年1月より正式に代表に就任予定の3代目だ。大工工務店を引き継ぎ、孤軍奮闘する梶原さんの悩みと取り組みを見ていく
梶原建築の創業は梶原さんの祖父の代。父親も大工の道に進み、祖父と2人組で活動していた。1997年に祖母が亡くなったのをきっかけに祖父は一線を退き、梶原建築は父親の代となった。その時期に父親は加工場を建て、半自動のプレカット機械を導入。自分で機械を並べ直してラインを組めるのが特徴で、現場ごとにセッティングして刻みを行っていた。この機械は今でも活用しており、リフォームのときなどに強みを発揮している。
こうした環境で梶原さんは育ち、子どものころから大工の仕事に親しんでいた。高校生のころには建て方の手伝いをやるようになっており、自然と大工になって父親の跡を継ぐ意思が芽生えた。
梶原さんは大工修行に入る前に・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 11月20日号』に掲載しています
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