レンジフードの製造・販売を手掛ける富士工業(FUJIOH、神奈川県相模原市)は、レンジフードを活用した住宅の効果的な換気方法を紹介する「換気の喚起」Webサイトで、寒さをやわらげる冬の換気方法のシミュレーションを公開した。新型コロナウイルス感染症の感染リスク低減のための換気の重要性に着目したもの。
同サイトでは、レンジフードを活用し、冬場でもなるべく寒さを感じずに換気する方法として、「強」運転と「常時換気」機能運転を使用した際の温度変化を比較。床から70cmの高さ断面の場合と、床面・奥壁2面での場合の2パターンでシミュレーションを実施した。
その結果、レンジフードの「常時換気」機能運転では、「強」運転と比較して80%換気終了時の室内の平均温度が約3℃暖かく、床面・壁面の平均温度が約2℃高くなることが分かった。
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