国土交通省は11月25日、10月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種(型わく工(土木)、同(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、同(建築)、電工、配管工)の過不足率は1.0%の不足となり、不足幅は前月から0.2ポイント拡大。東北地域では過不足率2.0%の不足となり、不足幅は前月から0.5ポイント拡大した。
職種別の状況では、型わく工(建築)以外の職種で不足となった。不足が最も大きかったのは鉄筋工(土木)で、不足率は1.9%だった。地域別では、沖縄で均衡、その他で不足となった。不足率の最大は北海道(3.2%)、ついで東北(2.0%)、九州(1.7%)、四国(0.9%)などとなった。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国、東北地域とも「普通」となっている。
同調査は、10月10日~20日の期間(日曜、休日を除く1日を対象)、1723社の手持現場1万23カ所、一般工2万6558名を対象として調べたもの。
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