工機ホールディングス(東京都港区)は11月25日、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、コードレスかくはん機の新製品「UM 36DA」を発売した。
同社独自のリチウムイオン電池「マルチボルト蓄電池(36V⇔18V)」と高効率ブラシレスモーターを搭載したことで、従来のAC品と比べて約1.2倍のかくはんスピードを実現。負荷がかかっても回転が落ちにくい定速度制御及び2段変速ギヤにより、モルタルなどの高粘度材料から低粘度材料まで1台でかくはんすることができる。
マルチボルト蓄電池(BSL 36A18)の使用時には、1回の充電で、低速モードで20kgのモルタル材を約15袋、高速モードで塗料を約24分間かくはんすることが可能。工具本体をかくはん材から守るラバーシールドやバッテリーカバーなどの保護カバーも付いているため、セメントの浸入による動作不良や寿命低下のリスクを軽減できるという。
希望小売価格は、マルチボルト蓄電池・急速充電器付き「UM 36DA(XP)」が 5万9800円、蓄電池・充電器別売り「UM 36DA(NN)」が3万1000円。いずれも税別。
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