ヒューマンタッチ(東京都新宿区)が運営するヒューマンタッチ総研は11月24日、最新の人材市場に関する公的データをまとめた「ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2020年11月」を発表した。
今回のトピックでは、10月に国土交通省が公表した「2020年度(令和2年度)建設投資見通し」から、2020年度の建設投資の動向についてまとめた。
建設投資額は2015年度の56兆6468億円から4年連続で増加し、2019年度には65兆3700億円に達した見込み。しかし2020年度は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響や東京オリンピック関連需要がピークを過ぎたことなどから、5年ぶりに減少に転じ、前年度比3.4%減の63兆1600億円になる見通しだ。
そのほか、建設業界の最新雇用関連データ(10月30日総務省・厚生労働省公表)によると、建設業の就業者数は504万人(前年同月比100.4%)、雇用者数は407万人(同98.8%)となり、就業者数は前年同月比で6カ月ぶりに増加。公共職業安定所(ハローワーク)における新規求人数(新規学卒者とパートを除く)は7万7682人(同107.1%)となり3カ月ぶりに同じく増加。建設技術者数は38万人(同105.6%)となり、前年同月比で4カ月連続の増加となった。
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