アルファコックス(東京都世田谷区)はこのほど、建築・建設等に向けて設計されたビジュアライゼーションソフト「Twinmotion 2020.2」の最新リビジョン「Twinmotion 2020.2.2」を公開した。
同製品は、米Epic Games社が開発したUnreal Engineをベースとしたリアルタイムレンダリングソフト。デザイン画面が最終レンダリングと同じ品質で表示されるため、制作するコンテンツをイメージしながらデザインできる。CADが苦手とする植栽や人物、自動車等のオブジェクトや、シーンをリアルに表現するマテリアル、シーンの表現をランクアップさせるツールが使用可能。高品質な静止画、動画、VRコンテンツなどを短時間で制作でき、コンテンツ制作作業の効率化につながる。
対応するファイル形式は、SKP、FBX、OBJ、C4D、DATASMITH。また、SketchUp Pro、Revit、ARCHICAD、Rhinoceros、RIKCADの各ソフトでは、専用のプラグインをインストールし、Twinmotionにモデルを直接転送するダイレクトリンク機能を使用できる。
最新リビジョンの新機能では、人やカメラが近づくと自動的に開くカスタマイズが可能な「パラメトリックドア」、ドア、窓、ファンなどユーザーのモデルをアニメーション化(回転、移動)する「アニメーターオブジェクト」、時系列にオブジェクトを表示・非表示する「フェーズツール」機能を追加した。
なお、12月29日18時までの秋季キャンペーン期間中は、4万2000円(税別)で販売する。
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