楽天AirMap(東京都世田谷区)は11月18日、ドローンを活用した建築・土木現場における工事進捗管理サービス「JobSight(ジョブサイト)」の提供を開始した。
「JobSight」は、ドローンによる建築・土木現場の空撮および撮影した画像をクラウド上で一元管理するシステムを各事業者に提供し、作業進捗の記録や管理を支援するサービス。ドローンで撮影することで、上空からの現場全体の俯瞰や高所における工事進捗の記録を容易にするだけでなく、飛行ルートを予め指定して自動航行させることで、定期的に同じ地点・角度からの撮影ができるため、工事発注者への進捗報告や自社内での進捗管理業務の改善につなげることもできる。また、撮影した画像はクラウド上のシステムで時系列に沿って閲覧可能なため、建設後の施設管理業務にも利用できる。
料金は月額5万円~。ドローン操縦者やドローン貸与の要否に応じて3種類の販売プランを用意している。
なお、同サービスは、窪田建設(長野県)にて8月より先行試験導入されており、砂防堰堤工事や橋梁補修、病院建設などの現場ですでに活用されている。同社は使用感を「自動航行システムをセットすれば、ボタンを押すだけでドローンが自動的に航行・撮影し手元に帰ってくるので便利」とする。
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