※新建ハウジング紙面から
松尾和也さん流エコハウス設計メソッドを毎月10日号でお届けする本連載。
今回は、耐久性分野において、実務者が気づいていない問題点や改善点を解説していただきます。
断熱の目安はHEAT20のG2、構造の目安は耐震等級3といったわかりやすい指標があるのに対し、耐久性という分野に関してはそういった明確な指標が存在しませんでした。ですが、2021年には「住宅外皮マイスター」という資格制度が開始されます。私も委員として携わっていますが、坂本雄三先生や岩前篤先生、雨漏りの第一人者である石川廣三先生をはじめ、その他多数の有識者を巻き込んでの資格なので、これが耐久性に関するひとつの目安になることは間違いないと考えています。
とはいえ、資格ができるまでにも建てていく住宅はたくさんあるわけで、今現在大半の実務者が気づいていない問題点、またすぐに取り組める改善点を4つほど紹介しておきたいと思います。次回以降、それらを項目別に紹介していければと考えています。
まず、1つ目は屋根下地の外側表面の腐食問題です。屋根下地は合板を使う会社が大半です。そして屋根下地の内側の通気には気を使っている会社がそれなりにあります。しかしながら・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 11月10日号』に掲載しています
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