モデルハウスを地域コミュニティの場に　「地域に貢献したい」

日興ホーム（東広島市）はこのほど、同社のモデルハウス「寺家駅前モデルハウス」（東広島市寺家）が9月のオープン後、初めて地域のコミュニティハウスとして使用されたと発表した。

同社は地域に貢献したいという思いから、同モデルハウスを地域住民が自由に使えるフリースペースとして開放。内と外を緩やかにつなぐ広い土間スペースや、土間から直結したくつろげる和室、回遊性を持たせたゆとりのあるキッチンなど、地域の人が使いやすいようプランニングを行ったという。近年再開発が進む同市の新旧住人の交流スペースとして、誰もが気軽に利用できる「コミュニティスペース」として同モデルハウスを提供することで、地域活性化をサポートしていきたいとしている。

商用目的以外なら利用料は無料。キッチンも使用できる。趣味の集まりの場や幼稚園・小学校の保護者の会合の場などのほか、新型コロナの影響で自宅に人を招くことが難しい人やテレワークの場所を探している人も使用できるという。密を避けるため予約制とする。

今後は、モデルハウスに訪れやすいよう、ワークショップやウッドデッキ・土間を活かしたマルシェなど、さまざまなイベントを実施予定。「見るだけ」から、「役立つ」モデルハウスとして展開していくとしている。

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寺家駅前モデルハウス