国土交通省が1月31日に発表した2011年の新設住宅着工戸数は、83万4117戸だった。前年に比べ2.6%増。2年連続で前年を上回った。
利用関係別では、持家が前年比0.1%増の30万5626戸で2年連続の増加。分譲住宅のうち、一戸建ては同5.8%増の11万6798戸、マンションは同28.9%増の11万6755戸で、ともに2年連続で増加した。一方、貸家は前年比4.1%減の28万5832戸で、3年連続で減少した。
地域別では、東北が前年比4.3%減と、他の地域に比べて減少幅が大きかった。都道府県別では、原発問題が長引いている福島県が前年比16.2%減と他の都道府県に比べても減少幅の大きさが際立っている。
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