YKKグループ(東京都千代田区)は11月12日、2021年3月期第2四半期連結業績(累計)を発表した。住宅関連のAP事業は、売上高が前年同期比9.3%減の1901億9200万円、営業利益が同22.6%減の81億6200万円だった。
国内の住宅建材分野では、樹脂窓の受注が首都圏を中心に好調に推移したほか、防災対応商品のニーズが顕在化し、マドリモシャッターの販売が好調に推移した。海外では、北米・中国での売上高が回復基調となったものの、アジアでの新型コロナウイルス感染症の影響の長期化によって販売減となった。
グループ全体の業績は、売上高が同18.6%減の3026億7700万円、営業利益が同73.8%減の57億8900万円、経常利益が同68.1%減の72億3300万円、純損失が15億8300万円だった。
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