国土交通省は11月6日、2020年度の「主要建設資材需要見通し」を公表した。主要建材6資材のうち、アスファルト以外の全ての資材で前年度を下回る需要の見通しとなった。
セメントは前年度比2.4%減の4000万トン、生コンクリートは同3.6%減の7900万m3、骨材は同1.8%減の2億1900万m3、木材は同5.8%減の850万m3、普通鋼鋼材は同4.5%減の1780万トン、アスファルトは同0.3%増の100万トンだった。
主要建設資材需要見通しは、同年度の「建設投資見通し」の建築及び土木の項目毎の投資見通し額(建築物補修(改装・改修)投資除く)と建設資材毎の原単位(工事費100万円当たりの建設資材需要量)を用いて推計したもの。同年度の建設投資見通し(名目値)は前年度比3.2%減、そのうち建築部門は同7.0%減、土木部門は同1.7%増の見通しとなっている。
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