これからの住まいと暮らし方「新しい日本家屋2.0」
み:縁側をどう使っていますか?
縁:昼間は友達と話したり、夜はご飯を食べたり。家の中じゃない空間がここにある、もう一つの部屋があるという感じかな。多目的な空間として何でもできる。
み:家族でも人が来た時も、季節に応じた楽しみ方ができるのが縁側のいいところかもしれませんね。縁側って外から丸見えになると思いますし、これから隣に家が建つかもしれない。こうやって外に開いていて町に溶け込んでいくのか、プライバシーをどうコントロールするのかというのは?
縁:こちらから見せている(近所に対して開いている)状態なので、ご近所から挨拶してくれたり。そんな関係をもっと築いていきたいので、何かを隠すような、閉じるようなことはしないでいます。
み:縁側の作法?心得かもしれませんね。これからこの家をどう使ってどう暮らしていきたいという想定や夢はありますか?
縁:四季を愉しみたいです。秋は七輪でサンマを焼いたり、冬は日向ぼっこ、春には桜を。そういうことを発信していって、この家を新しいライフスタイルの提案にしたいですね。新しい「日本家屋2.0」とでもいうのか。古民家じゃなきゃいけない、じゃなくて、快適な家でも古民家のライフスタイルはできるという発信をしていきたいですね。
古民家のよさを取り入れながらも暑さ寒さがない、快適な住環境が手に入れられる。昔の古民家は素敵だけど世界的にみると劣悪な環境。今ならいい家(高断熱住宅)で新しい日本家屋をつくっていった方が健康にもいいし、エアコン1台で済めば地球環境にもいいわけで。
そんな(高断熱の)日本家屋が新しい選択肢としてあってもいいんじゃないかと思っています。
※インタビュー後に念願の七輪でサンマを焼く会を開催されたそう!
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