野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)はこのほど、同社が運営する不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象とした「住宅購入に関する意識調査(第19回)」を実施し、その結果を発表した。今、不動産は買い時だと思うか尋ねたところ、全体の24.0%が「買い時だと思う」、「どちらかと言えば買い時だと思う」と回答。前回調査(2020年1月)と比べると8.7ポイント減少した。「買い時だと思わない」は33.3%で前回比11.1ポイント減少。唯一増加に転じた回答が「わからない」で、同19.8ポイント増加の42.6%となった。
買い時だと思う理由としては、「住宅ローンの金利が低水準」(64.0%、前回比8.2ポイント減)が最多。次いで「不動産価格が落ち着いている(割安感がある)」(34.8%、同17.2ポイント増)となった。
新型コロナウイルスによる住まい探しへの影響については、「影響なし。引き続き探している」が51.1%と最多。「検討を一旦休止」が29.7%、「検討を中止」が10.3%、「検討を始めるきっかけとなった」が8.9%と、「住まい探しをしている人」は全体の60.0%となった。
調査期間は9月18日~30日。有効回答数は1039人。
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