タカショー(和歌山県海南市)はこのほど、自宅の外構や庭などの空間へ簡単に同社商品をARで設置できる無料ARアプリ「メタバガーデン」を配信した。
AR(拡張実現)技術を使ったシミュレーションアプリで、スマートフォン・タブレットを使ってその場で見たい商品を表示することが可能。実際の外構現場や顧客の庭で、施工完了後の空間を具体的にイメージ、提案することができる。
アプリにはファサードやフェンス・スクリーン、庭など5つのカテゴリーが用意され、門柱や格子、テラスなど異なるカテゴリーのアイテムも同時に配置できる。顧客の好みのサイズやカラーを選択でき、設置後のカラー変更も可能。概算金額も確認できるので、予算に合わせてシミュレーションすることができる。
アイテムはさまざまな角度からチェックでき、画面の保存もできるため、提案資料や家族同士のイメージ共有にも活用可能。VR専用ゴーグルを使えば、VRビューモードでより立体的な空間を体感できる。
同社は、同アプリによって顧客の「自宅の外構の雰囲気と合うかわからない」「庭に設置可能なサイズかわからない」といった声に対応。顧客自身も簡単に操作でき、これまでにない新たな購入体験を提供する。今後も、商品の3D化を進め、ARサービスを拡充していくとしている。
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