不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は10月27日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏の新築戸建と中古マンションの今年9月価格動向を発表した。
新築戸建の首都圏全体の平均価格は3956万円で前月比0.6%上昇。エリア別では、8エリア全てで前月を上回り、特に千葉県は前月に続いて全エリアで2017年1月以降の最高額を更新した。
前年同月との比較では、東京都と「横浜市・川崎市」がマイナス、「神奈川県他」と埼玉県、千葉県がプラスとなった。最も上昇率が大きかったのは「千葉県他」(+6.3%)だった。
中古マンションの首都圏全体の1戸あたり平均価格は3134万円で前月比0.3%下落。エリア別では、「埼玉県他」、「千葉県西部」以外の6エリアで前月を下回った。「千葉県西部」は前月比+1.9%の2310万円で、2017年1月以降の最高額を更新した。
前年同月との比較では、「東京23区」で+2.5%、「千葉県西部」で+3.6%とそれぞれ上昇した。一方、「東京都下」、「横浜市・神奈川市」、「さいたま市」は-1%超。「横浜市・神奈川市」は平均価格指数も99.1%と唯一100を下回った。
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