国土交通省は10月26日、今年9月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種(型わく工(土木)、同(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、同(建築)、電工、配管工)の過不足率は0.8%の不足となり、不足幅は前月から0.2ポイント拡大。東北地域では過不足率1.5%の不足となり、不足幅は前月から0.1ポイント拡大した。
職種別の状況では、鉄筋工(建築)以外の職種で不足となった。不足が最も大きかったのは型わく工(土木)と同(建築)で、ともに不足率1.3%だった。地域別では、沖縄で均衡、中国で過剰、北海道、東北、関東、北陸、中部、近畿、四国、九州で不足となった。不足率の最大は北海道(3.6%)、ついで九州(2.1%)、東北(1.5%)、四国(0.5%)などとなった。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国、東北地域とも「普通」となっている。
同調査は、9月10日~20日の期間(日曜、休日を除く1日を対象)、1653社の手持現場9532カ所、一般工2万7865名を対象として調べたもの。
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