経済産業省は1月25日、太陽光発電の余剰電力買い取り価格を、現行のままで6月30日まで延長する案[表]を示した。これについて、一般からの意見を2月23日まで募集している。
現行価格の有効期限は3月末まで。ただ、7月1日から再生可能エネルギー固定価格買い取り制度の施行が決まっており、買い取り価格を新たに設定しても適用期間が3カ月と短くなることや、新制度移行時に混乱を招く可能性もあることから、変更しないほうがよいと判断した。
7月から始まる新制度では、太陽光発電以外にも風力、水力、地熱、バイオマスを用いて発電された電気も買い取り対象となる。買い取り価格も見直す予定。