※新建ハウジング紙面から
今回は東京都町田市で活動するもくれん製作所の取り組みを紹介する。
代表の伊藤央さんは明治大学大学院を修了した後に地域ゼネコン勤務を経て大工になり、6年前に独立した。独特のキャリア形成を見ていく。
伊藤央さんは1979年に神奈川県座間市で生まれた。建築関係の研究者である父親と美術や建築好きの母親に育まれ、子どものころから自然に建築に興味をもった。理数系の科目が得意だった伊藤さんは明治大学の建築学科に進んだ。
大学時代に印象的な授業があった。陶芸家の作業小屋をつくるワークショップだ。学生たちで設計し、泊まり込みで施工も行った。このワークショップで伊藤さんは施工に興味をもった。作業の段取りを考え、道具を選定して手を動かし、試行錯誤しながらつくり上げることに楽しさを感じた。
地域ゼネコンで現場を学ぶ
大学院修了後、伊藤さんは就職活動を始めた。施工に面白さを感じていたことから、大工という選択肢も頭にかすめたが・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 10月20日号』に掲載しています
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