Yper(イーパー、東京都渋谷区)は、同社が提供する再生ポリエステル素材の置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」が、神奈川県相模原市の「簡易型宅配ボックス配付」事業に採択されたと発表した。
相模原市では、オリジナルデザインの「OKIPPA」を市内5000世帯に無料配付。これにより、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための新しい生活様式となる、宅配の“非対面受け取り”普及促進を強化するとともに、再配達削減による環境負荷低減を目指す。無料配布の第一回応募期間は、11月1日~30日。
「OKIPPA」は、宅配物の非対面での受け取りを可能にするとともに、再配達受け取りを不要にする吊り下げ式簡易宅配ボックス。玄関ドアノブに簡単に取り付けられ、使用時以外は手のひらサイズに折りたたんでおける。盗難や個人情報漏洩対策として、2種の鍵(ドアノブ専用ロックと、シリンダー式南京錠の内鍵)構造を採用しているほか、連携可能なアプリでは、配送通知を受け取ることができる。なお、このほど配布する「OKIPPA」は、衣料品の生産時に発生する端切れやポリエステル素材の使用済衣料品などが原料の再生ポリエステル「RENU®」を30%使用した製品となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。