デジタルイメージングデバイス開発・製造を行うザクティ(大阪市)とクラウド録画サービスを提供するセーフィー(東京都品川区)はこのほど、重機取付型セーフティカメラシステム「ドボレコJK(SX-DB200)」とクラウド録画サービス「Safie」で連携を開始したと発表した。
重機に備えつけられていることが多い人感センサーだけでは安全確保に不十分であることから、両社は同製品を開発。重機にカメラを設置することで、視覚でも状況が確認できるようにした。カメラはクラウド録画タイプのため、本部などの遠隔からでも現場の様子をリアルタイムに、また振り返り映像としても確認できる。バックモニターやドライブレコーダーとしても活用可能。
危険を検知した映像を振り返って視聴、確認できることから、事故が起こりやすい状況の検証が可能となる。将来的には、ザクティの画像認識技術を掛け合わせ、事前に危険な状況を把握する解析技術の活用までを視野に入れているという。
両社は今後も開発に尽力し、建設・土木現場での安全性・生産性向上に寄与していくとしている。
10月20日、23日には「CEATEC 2020 ONLINE」のザクティブースにて、「ドボレコJK」×「セーフィ―」を紹介予定。
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