近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ、大阪市)は10月20日、近畿圏における7~9月期の不動産流通市場の動向を発表した。中古マンション成約件数は前年同期比4.4%増の4432件で、4四半期ぶりに前年同期を上回った。市場の売り出し(新規登録)件数は同2.4%減の1万6083件と、6期ぶりに前年同期を下回った。
平均成約価格は2期ぶりに前年同期を上回り、2367万円(前年同期比3.1%上昇)となった。売り出し価格は4.3%上昇の2467万円と、11期連続で前年同期を上回った。
中古戸建て住宅の成約件数は、2期ぶりに前年同期を上回り、3258件(同1.7%増)となった。売り出し件数は10.7%減の1万2873件となり、2期連続で減少した。
平均成約価格は同0.5%下落の1859万円となり、2期連続で前年同期を下回った。売り出し価格は2.9%上昇の2537万円と19期連続で前年同期を上回った。
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