コンピュータシステム研究所(東京都新宿区)は11月20日、「斜め壁の入力」や「Jww下絵表示」機能等を追加した新バージョンの木造建築物構造計算システム「KIZUKURI Ver8.0」をリリースする。
新バージョンでは、2008年版/2017年版の木造軸組工法住宅の許容応力度設計に準じた斜めの壁、耐力壁の入力に対応する。引き抜き金物選定は、N値計算で対応可能。
また、JWデータを下絵表示することで入力作業を効率化。「テンプレート:一般事項」と合わせて、データ作成の省力化を実現する。
そのほか、梁の算定結果を部材情報に取り込めるようになり、データ(CEDXM)の受け渡しが簡易になる点や、住宅営業支援システム「ALTA」とのデータ連動、転倒モーメントによる短期接地圧の検討への対応、Q図のウィンドウ位置・サイズ記憶、未使用階のポリゴン根太の削除などが、新たな機能として加わった。
同製品の価格(税別)は、新規購入が45万円、2本目以降の増設が22万5000円。
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