国土交通省は10月15日、複数の住宅・建築物におけるエネルギーの面的利用により、エネルギー供給を最適化するエネルギーマネジメントシステムの導入等を通じて街区全体として高い省エネ性能を実現するプロジェクト(複数建物の連携による省エネプロジェクト)を支援する2020年度「省エネ街区形成事業」の提案募集を開始した。
事業要件は、(1)建築物省エネ法に基づく複数の住宅・建築物で連携した取組に係るエネルギー消費性能向上計画の認定を受けること、(2)当該事業に係る複数の住宅・建築物全体の設計一次エネルギー消費量が、基準一次エネルギー消費量に0.7を乗じたものに相当する数値を超えないこと、など。
補助対象費用は、エネルギーマネジメントシステムの整備費、エネルギー供給設備整備費など。補助率は補助対象費用の2分の1、補助限度額は1プロジェクトあたり5億円。
応募締め切りは11月30日。採択事業の決定は来年1月を予定する。
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