ブックオフグループホールディングス(神奈川県相模原市)の子会社であるブックオフコーポレーションは10月14日、空き家コンサルティング(東京都中央区)、浜屋(埼玉県東松山市)、一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合(JRRC、東京都港区)との連名で、愛知県南知多町と協定書を締結し、同町が実施する「空き家」対策を促進するための社会実験「空き家のお宝発掘社会実験」に参加すると発表した。
同実験は、南知多町が民間事業者との連携により「空き家」内にある不要な動産をリユース・リサイクルに活かすことで、「空き家」所有者の費用負担の軽減につなげ、「空き家」の利活用と管理不全な状態の「空き家」の除却が促進されるかどうかを検証するもの。
具体的には、リユース・リサイクル事業者と一般廃棄物収集運搬業者との連携による課題解決モデルを作り、排出されるゴミがどれだけ減量し、ゴミの処分と収集運搬にかかる費用がどれだけ減額するかを検証する。また、「空き家」の利活用または除却に関する無料相談を希望する「空き家」所有者が、無料相談の実施後にリユース・リサイクルを実施する意向を示すかを検証する。
これらの結果から仮説を検証し、「空き家」内の動産の片付けに対する所有者負担の原因を明らかにすることで、課題解決に向けた有効性を検証する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。