システム開発のエフ・ディー・シー(東京都千代田区)はこのほど、同社が提供する施主とのコミュニケーションを円滑化する顧客対応支援ツール「plantable(プランテーブル)」のトライアルモニターの募集を開始した。先着10社限定で1年間、無料でサービスを試すことができる。
同社に寄せられた工務店やビルダーからの悩みや相談がモニター募集のきっかけになった。コロナ禍で、工務店から「顧客とのコミュニケーションがうまく取れない」「言った言わないのトラブルになった」「もっと営業活動の効率化を図りたい」「社内のIT化を進めたい」といった声が聞かれているという。そこで、同サービスをより多くの工務店に認知、使用してもらうことで、これら工務店の悩みを解決し、ウィズコロナ、アフターコロナを乗り切ってもらいたいと、「お試し」という形で無料で使用する機会を設けた。モニターの声はサービスのバージョンアップや追加機能の開発などにも生かしたい考えだ。同社では、これを機に住宅営業のデジタル化を加速させたいともしている。
プランテーブルは、注文住宅の様々な検討内容を1つの画面で管理・閲覧できる施主とのコミュニケーションプラットフォーム。打ち合わせ中に出た要望や返答を、図面の位置を指定して登録することで、施主と営業担当とのやり取りが図面と一体になって記録される。また、やり取りに画像ファイルを添付することで、デザインや雰囲気、サイズ感など言葉で説明しきれない内容も補足できる。施主と営業担当者のイメージが常に共有され、互いに確認しながら進められるので、安心して家づくりに取り組めると同社。
プランテーブルを本採用した場合、料金は月額3万円から。ITツールを導入した際に補助される「IT導入補助金」が受けられる。
製品、モニターに関する問い合わせは、トライアルモニター係(担当:古宇田) Tel:029-886-7462/Email:plantable@fdc-inc.co.jpまで(@は半角)。
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