マックス(東京都中央区)は10月12日、立ち姿勢のまま、歩きながらコンクリート構造物の床面鉄筋結束作業が行える「TWINTIER(ツインタイア)RB-400T-E」を発売した。
業界初という「両手持ち方式」を採用した充電式の鉄筋結束機。
床面の鉄筋結束作業は、下向きの姿勢や腰の曲げ伸ばしが続き作業者の肉体的な負担が大きいため、これを解消するために開発したという。
鉄筋に「コンタクトトリガ」と呼ぶ三角状の先端部を押し当てるとセンサが作動して結束するしくみ。
ワイヤを受け止める「カールガイド」と呼ぶ部分を開閉式とし、差込口を従来機より2倍広くしたことで、鉄筋交差部への抜き差しが容易になった。ハンドル位置は2段階調整ができる。
ハッカーを使った手結束と比べ、腰痛リスクに関わる腰部椎間板圧縮力を約40%低減。初心者でも一定水準の作業が可能になるとする。
32万円。
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