建築分野パッケージ・ソフトの開発を行う構造システム(東京都文京区)はこのほど、在来木造の構造計算ソフト「HOUSE-ST1」の新バージョン「HOUSE-ST1 Ver.8」を発売した。
同ソフトは、木造在来軸組工法の一貫構造計算を行うもので、計算した結果は伏図などと共に構造計算書として出力できる。3階建てまで対応し、全階木造と下階1~2階がRC/S造の立面的な混構造建物の木造部分の構造計算が行える。
新バージョンでは、CEDXMフォーマットデータによるインポート・エクスポートに対応したほか、最大軸数を150軸から200軸に拡張し、より大規模な建物の計算を可能にした。さらに、ルート2検討時の筋かいの負担水平力による応力割増しの自動計算機能や、同社の構造系データベース(k-DB)から部材材質、接合金物をインポートする機能などを追加した。
製品価格は、新規購入が32万円(税抜)、バージョンアップが7万円~10万円(同)。
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