LIFULL(東京都千代田区)と長野県中野市は10月9日、中野市の地域経済の活性化を目的に、空き家等の利活用等を通じた地域活性化連携協定を締結した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、締結式はオンラインにて実施した。
同協定では、同市で増加する空き家等を活用した移住・定住の充実を図るため、専門的知識や情報ネットワークを持つ同社と連携。LIFULLグループが運営する「LIFULL HOME’S空き家バンク」を活用して同市の空き家情報を集約、全国に発信するほか、物件活用のための人材育成や外部人材とのマッチング、関係人口の構築などを目指す。両者は、空き家等の利活用推進モデルを構築し、地域社会、地域経済の発展に貢献していくという。
中野市は唱歌「故郷」の作詞者・高野辰之の出身地であり、豊かな自然とともに日本のふるさとの原風景が今も広がっている。その一方で、都心からのアクセスに恵まれた立地と市街地の大規模店舗によって、不便のない生活環境を確保。田舎過ぎない「ちょうどいい田舎」、「住みよさで選ばれるまち」として、U・I・Jターン者の受け入れ促進や各種施策に取り組んでいる。
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