※新建ハウジング紙面から
戦後工務店第一世代が大工の血脈をバックグラウンドとした、いわば我が国の産業構造そのものの技能の時代の写し絵だったのに対して、その子世代である第二世代は、その半数以上が、非技能系の「工務店経営者」として姿を現す。
これも、産業別の就業人口の大変化に見合っているといえる。
この時代1980年代から90年代にかけて、工務店市場への参入者も激増する。また、その出自も多様化してくる。製材・材木店や地方ゼネコンなどが、後継者の存在と多角化の一環として市場に参入してきた。
その背景にあるのは、木造住宅の市場への参入障壁の低さだけではない。木造住宅の施策転換と市場成長が大きな変化期を迎えていた。つまり木造住宅市場に極めて多様なプレーヤーが登場してきたのである。
需要層そのものが、変化していくなかで・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 9月30日号』に掲載しています
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