太陽熱を給湯・暖房の熱源に利用する独自システムを供給する、 OMソーラー(静岡県浜松市)はこのほど、同社システムを搭載する住宅の太陽熱利用量の実測値をインターネット上で把握できる「エコナビOM」のサイトを開設、今年1月から一般の住まい手にも公開している。
同サイトでは、現在全国各地で建築されたOMソーラーを搭載した住宅のうち13棟が登録され、各棟の1時間ごとの屋根面の集熱温度、室内温度、給湯タンク温度、外気温がリアルタイムで表示される。
同時に月別の電気・ガス・灯油・水道の使用量と金額を入力する「環境家計簿」のページも設け、システム導入による光熱費削減量も把握できるようにした。
これにより一般の住まい手がシステム導入効果を事前に把握できるようになるほか、すでにシステムを導入する施主同士が実測値を比較することで自宅のエネルギー消費の実状を客観的に把握できる。
サイトには今後システム搭載して新築される住宅すべてが登録されるため、今年末には500〜600事例が登録される見込み。
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