一般財団法人ベターリビングつくば建築試験研究センター(茨城県つくば市)はこのほど、「加撃体発射試験機(エアキャノン試験機)」を導入し、これを用いた飛来物衝突試験業務を開始した。
同試験機は、暴風による屋根瓦等の飛来物に対する建材(窓ガラス、雨戸・シャッター、外壁材等)の耐衝撃性能を確認するためのもので、「JIS R 3109:2018 建築用ガラスの暴風時における飛来物衝突試験方法」の要求を満たす。飛来物を模擬した加撃体(木片または鋼球)を発射するための空圧砲(エアキャノン)と、加撃体の速度を計測する高速度ビデオカメラシステムで構成され、質量約4kgの角材を25m/s以上の速度で発射できる。
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